増収率・増益率
どちらも、企業の成長性を表す指標の1つです。【計算式】
増収率={(当期売上高-前期売上高)÷前期売上高}×100(%)
増益率={(当期営業利益-前期営業利益)÷前期営業利益}×100(%)
つまり、前年と比較して当年は何%売上高が増加(減少)したかを表すのが増収率、前年と比較して当年は何%営業利益が増加(減少)したかを表すのが増益率です。
増収率や増益率の高い企業は、それだけ成長している可能性があります。※1
増収率・増益率を見る上での注意点が1つあります。
注意点①
【1年分の数値で判断しない】
増益率・増収率は、あくまで前年と比較した際の増加・減少率です。
つまり、1年分の増加・減少率だけを見て、「成長(衰退)している」と判断することは難しいです。
特に増益率(営業利益の成長率)は毎年大幅に増減する可能性のある指標なので、必ず数年分の推移を確認して長い目で見ましょう。
※1.銀行など一部業界には「営業利益」という科目が無いので、それら業界の増益率は、本サイトに掲載していません。