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大学1~2年のうちに何をしておくべきか


就職情報(大学1~2年生用)のまとめです。

①就職活動のスケジュールを理解しておく
就職活動の正しいスケジュールから逆算すると、少なくとも3年生の3月(4年生になる1ヶ月前)までに第一志望群の業界・企業は決め、エントリーシート、筆記、面接対策をしておくのが無難です。

もし超早期選考を受けるならば、3年生の6月から募集開始される主要企業のインターンシップに参加しておいてください。
その場合、3年生の6月までに参加先を決め、エントリーシート、面接対策をしておく必要があります。

スタートダッシュで遅れると主要企業のエントリーを逃しますので、大学1~2年生のうちから正しいスケジュールを頭に入れておいてください。

②何かに打ち込む
エントリーシートも面接も、学生時代の話が中心になります。そのため、学生時代何もしていない学生はかなり苦しいです。
就職活動が始まってから「話すネタが無い」と気づいてもどうしようもありませんので、学生時代は何かに打ち込まれておくのが無難です。
嘘でどうにかする学生もいますが、僕の経験上、どうにもならない学生の方が圧倒的に多いです。

打ち込む内容については、学問であっても課外活動でもあっても、何ら問題ありません。
本質は「何をしたか」ではなく、「何を学び、どう成長したか」です。
ちなみに、僕が学生時代打ち込んだのは学問です。面接やエントリーシートもその話が中心でした。
(勘違いされがちですが、普通に講義を受けただけで「学問に打ち込んだこと」とは言えません。)

打ち込むことを考える際、下記③、④を参考にしてください。

③学力向上を心がける
筆記試験やエントリーシートは、基礎学力の低い学生を足切りするための選考です。
まともな文章が書けない、小・中学レベルの国語や算数(数学)、英語(企業による)が出来ない学生は、面接すら受けられません。
自分の基礎学力に懸念がある方は、大学生活を通じて学力向上を意識してください。(特にFラン大生は要注意です。)

なお、人手不足でとにかく人材を欲している企業ならば、エントリーシートや筆記試験のハードルも低いです。Fラン大生の一般的な就職先でもあります。
大企業の中にも、そういった企業があります。

④対人能力向上を心がける
面接やグループディスカッションでは、主に対人能力が見られます。
対人能力を向上させるためには、当然ながら対人経験を積むしか方法がありません。孤立した大学生活は、あまり好ましくないと思います。
大学外でも構いませんので、対人経験を積める環境に身を置きましょう。

ご注意頂きたいのですが、対人能力の低い学生は同じく対人能力の低い学生と関わりがちです。しかし、そこから学べることは多くありません。
対人経験と言っても、関わる相手は選びましょう。

⑤就職情報を得られる環境に身を置く
自分の大学(学部)の就職活動について精度の高い助言をしてくれるのは同じ大学(学部)の先輩ですから、そういった方々とネットワークを持っていると、就職活動でも要領良く動けます。
“真面目に”就職活動した先輩のいる環境が好ましいです。
逆に、適当に就職活動した先輩の助言は、百害あって一利あるかどうかです。

就職について話を聞く相手も選びましょう。

②、④、⑤の理由から、無気力な大学生活を過ごすのはかなりリスクが高いです。
就職活動において、能力的にも情報的にも不利になります。

僕は学生達の就職現場をよく見ていますが、就職難に陥る学生ほど、学生時代何もやっていない傾向があります。
日本の新卒就職市場は、そういった学生にかなり厳しいです。

大学3~4年生になってから気づいても打てる手が限られますので、大学1~2年生のうちから意識しておいてください。

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