就職実績
高校生の皆さんが進学先を検討する際、その進学先の偏差値や学部だけでなく、就職率や就職実績を参考にすることがあるんじゃないかと思います。
この就職実績に一流企業の名前が並んでいると、何か安心しますよね。まともな就職が出来そうだって。
それは誤解されている可能性があります。
以下の話は、職種について理解していることが前提になります。
理解されていない方は、一度職種のページをご覧ください。
職種のページでも解説していますが、一つの企業の中にも様々な仕事があります。
どの仕事に携わるかは、基本的に、採用時の職種・コース選択によって決まります。
例えば、トヨタ自動車の事務系コースと業務職コースでは、労働条件や携わる仕事が全く異なります。
当然ながら、就職難易度も異なります。
つまり、大学・短大・専門学校が公表している就職実績に一流企業の名前が並んでいたところで、その職種・コースまで確認しないことには、何ら参考にならないのです。
それこそ、トヨタ自動車に就職する“だけ”なら、別に高卒だって出来ます。
そこで、試しに自分が進学を検討している学校の就職実績を見てみてください。恐らくホームページで公開されていますから。
・・・どうでしょうか。
企業名しか記載されていないのではないでしょうか。
僕も様々な学校の就職実績を見ますが、大体は企業名だけで、職種・コースなんて記載されていません。
これだけ重要な情報なのに。
ですから、
その学校のキャリアセンターに問い合わせれば分かることだと思いますから。
（キャリアセンターがまともに対応してくれないのならば、怪しいものです。）
アナリスト伝説 ツッパリの鈴木【2】
