Fの就職情報

就職率


就職率という言葉は、高校生の皆さんも見聞きすることがあるんじゃないでしょうか。
「日本の大卒就職率は98%で、売り手市場です」みたいなニュースが流れていたりしますよね。
この就職率について、皆さんだけでなく、親御さんまで誤解されている可能性がありますので、このページで解説します。

就職率というのは、就職を希望した人のうち、就職出来た人の割合のことです。
例えば、100人が就職を希望していて、そのうち90人が就職出来たのならば、就職率は90%ということになります。

2018年時点で、日本の大卒就職率は98%です。
ということは、大学さえ卒業すれば、100人中98人は就職出来る・・・と思ったら大間違いです。

もう一度書きますが、就職率というのは、「就職を希望した人のうち、就職出来た人の割合」です。
この、就職を希望した人というのが曲者なんですね。

ここで、文部科学省が公表している統計データを見てみましょう。
学力の低い方は頭が痛くなるかもしれませんが、とても大事な情報なので、我慢して読んでください。

文部科学省は、毎年「学校基本調査」という統計を出しています。
これによれば、平成29年3月に、567,763人が大学(学部)を卒業しています。
そのうち、就職したのは432,333人です。(非正規社員を含めて)
つまり、大学卒業者の約76.1%が就職しています。
日本の大卒就職率は98%と言われていますが、実際に就職した大卒は76.1%。
おかしいですね。随分と数字が違います。

再三言いますが、就職率というのは、就職を希望した人のうち、就職出来た人の割合です。ですから、例えば進学・転学していく学生、就職も進学も希望しない学生(家事手伝い、ニートなど)、進路について何も報告しなかった学生などは、「就職希望者」に含まれていません。

最初は就職希望だったけど、就職活動に失敗したため上記のような選択をする学生もいます。
そういう学生は立派な「就職失敗者」であり「“元”就職希望者」なのですが、国や大学が公表する就職率の計算には含まれていません。

高校生の皆さん今自分が希望している大学・短大・専門学校などが公表している就職率の計算式をよく見てください。分母が「就職希望者」ではありませんか?

だとしたら、その就職率と、実際の就職率は随分違うはずですよ。
高い就職率に騙されて、油断しないことだと思います。

もう一つ、大学・短大・専門学校などが公表している就職実績についても、勘違いしている高校生や親御さんがいます。

就職実績のページで解説します。

【参考動画】

ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです【第51話】

サイト情報

Fの就職情報

運営者 F(エフ)