就職活動で学業成績は重視されるか
就職活動において、学業成績は重要か。
結論から言えば、超重要というほどではありません。
しかし、企業が学業成績を一切気にしていないというわけでもありません。
参考情報として、お馴染み、「2019年卒マイナビ企業新卒採用予定調査」から数字を抜粋します。
この企業アンケートには、「学業成績をどの程度考慮するか」という項目があります。
企業が学業成績をどの程度考慮するか(19年卒)
全体 | 上場企業 | 非上場企業 | 製造業 | 非製造業 | |
重視する | 2.4% | 4.6% | 2.6% | 3.6% | 2.4% |
ある程度考慮する | 44.8% | 59.9% | 46.6% | 56.7% | 43.5% |
あまり考慮しない | 43.5% | 30.0% | 41.8% | 33.9% | 44.0% |
全く考慮しない | 9.3% | 5.5% | 9.0% | 5.8% | 10.2% |
この表を見る限り、確かに学業成績を「重視する」企業は多くありませんが、「ある程度考慮する」企業は全体の44.8%、上場企業だと59.9%存在することが分かります。
とりあえず、悪い成績を取らない方が無難そうです。
また、学業成績以前に、単位取得が遅れていると就職活動が大変になります。
就職活動は大学3年生の3月~4年生の6月がピークですが、単位が取れていない大学生は、この間も講義を受けなくてはなりません。
ただでさえ就職活動のスケジュールはタイトなので、講義との両立はかなり厳しいです。(就職活動で講義を休んでも公欠扱いにしてくれない教授も普通にいます。)
ちなみに、就職が決まっても単位が取れずに留年する学生は毎年います。
そうならないように、
ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです【第62話】