ルックスについて
ルックスは就職活動においてもかなり重要ですが、デリケートな問題でもあるので、現実で指摘を受けることはあまり無いと思います。
最悪、ハラスメント問題になってしまう可能性がありますから。
そんな現代の環境は、むしろルックスの悪い学生にとって最悪と言えます。
ルックスの悪い学生ほど放置され、改善の必要性にも気づけず、本人達もルックスに対する勘違いを深めがちです。
ルックスは、先天的（生まれつき）でどうにも出来ない部分と、努力で改善出来る部分に分けられます。
先天的な部分は、「顔の作り」や「身長」などです。これは流石にどうしようもありません。
一方、努力で改善出来る部分とは、例えば「身だしなみ」、「表情」などです。
身だしなみとは、爪を切る、鼻や耳を掃除する、目ヤニを取る、髪や眉毛を整える、お風呂に入る、サイズの合ったシワの無い服を着る等々です。
人によっては「そんなの当たり前」と思うでしょうが、その“当たり前”をやらない就活生は普通にいます。
実際皆さんの周りで「ルックスが悪い」と評価されている人がいたら、その人の身だしなみをよく観察してみてはどうでしょうか。上記の“当たり前”をやっていない人が多いと思いますよ。
許容範囲は企業にもよりますが、「清潔感が無い」と評価された場合、就職活動も苦しくなりやすいでしょう。
また、表情も重要な要素です。
表情は筋肉なので、日頃の生活がそのまま出ます。
対人経験を積んできた学生と、そうでない学生の表情は、かなり差がありますね。
後者の表情は、本人が思っている以上に固く貧相に見えます。
ルックスについての理解が浅い人ほど、努力で改善出来る部分を正面から見据えようとしません。
先天的な部分が全てであるということにして、問題から目を背けようとします。
問題から目を背けるのも自由なのですが、就職活動ではそういう学生が一方的に苦労します。選考序盤で落選しやすいです。
（ルックスの悪さを上回る長所のある特殊な学生もいますが、一般的ではありません。）
実際、大手企業に勤めている人達が全員イケメンかと言われると、「いや全然・・・」って感じですし。
まぁ、大手企業の一般職だったりすると、「顔採用」のようなものがあるように見えますけどね。
ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです【第13話】
