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選考中盤のポイント


選考の回数は企業によって異なりますが、例えば5次が最終選考の企業だとしたら、2~3次選考辺りだと思ってください。
「選考中盤までは普通にいける」という就活生は、少なくとも基礎面をクリアしています。
ここからの​​ポイントは「内容」、「論理性」、「具体性」でしょう。

選考中盤からは、深堀りされる個人面接が増えます。
例えば
「①学生時代どのようなことに打ち込んだか→②その中で何か失敗経験はあるか→③その原因は何だと思うか→④改善のためにどのようなことをしたか→⑤その結果どうなったか」
という質問や、

「①なぜこの業界を志望しているか→②なぜその中でこの会社なのか→③それは他社ではダメなのか→④この会社で何をやりたいか」
みたいな質問です。

選考序盤の面接では質問も①止まりが多いですが、選考中盤以降は①から先を聞かれることが増えます。
「なぜ?どうして?」と聞かれるわけですから、①から②以降への繋がりをよく整理して、論理的に話せるよう準備しておくのが無難です。

例えば
「①Aの理由でこの業界を志望しています→②業界内で、最もAを実現出来るのが御社だと考えました→③それはなぜかと言うとBだからです」

といった感じで、話の繋がりを意識してください。

また、ここまで深堀りされると、極端な嘘はバレやすいです。
逆に、それでも大嘘をつき通せる学生は才能があります。僕が見る限りだと、ほとんどの学生がそこまで大胆な嘘をつき通せません。
(自分の嘘はバレないと思い込んで自滅する就活生は結構見てます。)
つまり基本的には、深堀りに耐えうる内容を持つ学生でなければ、選考中盤以降から苦しくなります。
大学生活を充実させている学生は自然体でいけるので、強いです。

さらに、志望動機やキャリアビジョンについても深堀りされますので、業界・企業理解はほぼ必須になります。
ネットや書籍だけでなく、OB・OG訪問などで生の情報を得て、具体的なイメージを描けている学生ほど質問に答えやすいでしょう。
業界・企業理解の浅い学生に共通するのは、話に具体性が無いということです。その辺りから志望度も見透かされます。

まとめます。
選考中盤で落選することの多い人は、次の3点を見直してみてください。

①話す内容が整理されているか
深堀りを想定して、当時のことを思い出しながら整理しておいてください。
(※.学生時代何もやってこなかった人は結構厳しいです。どうにかやりくりしてください・・・。本当に最悪の場合、大嘘に賭けるしかないかもしれません。)

②話が論理的に繋がっているか
自己PR、志望動機、学生時代打ち込んだことを深堀りされた時、矛盾点が無いかチェックしてみてください。
例えば、自己PRで「私の長所は主体性です」と言っておいて、学生時代主体性を発揮したエピソードが一つも無いとか。その企業が求めている人物像にかすってもいないとか。
そういうミスが無いように。

③業界・企業理解
ネットや書籍で十分なら結構ですが、業務の具体的なイメージが湧かないと思ったら、業界・企業の人間から話を聞いた方が手っ取り早いです。
実際、OB・OG訪問が参考になったと話す学生は多いですね。

以上の3点を見直すために、自分の面接内容を撮影・録音して聞き返すと効果的です。
自分が思っている以上に、訳の分からない話をしている可能性があります。

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