選考序盤のポイント
序盤で行われやすい選考は主に次の5つです。
①リクルーター面談(座談会、質問会という名称の可能性アリ)
②(会社から案内のあった)OB・OG面談
③グループディスカッション(グループワーク)
④グループ面接
⑤個人面接
傾向的に“ざっくり”評価されることが多く、こちらの話を深堀りされることは多くありません。
“ざっくり”何を見られているのかと言うと、例えば、その学生の受け答え、言葉遣い、礼儀、ルックス、話の内容(学生時代の話、志望動機など)ですね。
特に主要企業は受験者も多いですから、エントリーシートや筆記試験をパスした学生のうち、基礎面に問題のある学生を選考序盤でふるい落とそうとします。
そこで、効率面を考えて、③や④などの選考がよく用いられるわけです。
一気に数を捌けますし、基礎面に明らかな問題のある学生は分かりますから。
キャリアセンターでも、社会人の先輩でも、無料・有料の就職サービスでもいいので、模擬面接や模擬グループディスカッションをするなりして、「率直な」フィードバックを受けてください。
その際、スマホなどで自分の様子を動画撮影して、見返すのも効果的です。
大体の場合、分かりやすい原因があります。
①求められていないのに喋りすぎる
何度も言いますが“ざっくり”見られていますし、面接でもあまり深堀りされないことが多いでしょうから、要点を端的に答えるようにしましょう。
②慣れ
対人能力が高い学生も、最初の数社は選考序盤で落選しがちです。
本命企業を受ける前に、いくつか選考を経験して慣れておくのが賢明でしょうね。