募集要項
募集要項とは、その企業の労働条件(給与や休日など)や、募集している職種、応募資格などが記載されたものです。
今は、書面よりもウェブサイトで見ることが多いと思います。
試しに「(適当な企業名) 募集要項」でググって、実際のものを見ると分かりやすいでしょう。
上記の通り、募集要項には極めて重要な情報が記載されています。
どの情報も重要なのですが、特に高校生の皆さんに注意して頂きたいのは、「応募資格」です。
職種のページでトヨタの新卒採用コースについて紹介しましたね。
トヨタの場合、「事務系」、「技術系」、「業務職」の3コースが用意されています。
このうち、事務系と技術系に応募可能なのは、大卒・院卒・高専卒です。(2019年卒時点で)
一方で業務職は、短大卒や専門卒まで応募可能です。
このように、それぞれの職種・コースに応募資格というのがあります。
例えば、短大卒がトヨタに事務系で就職したいと思っても、応募資格がありません。
応募出来ないのですから、事務系で就職することは出来ません。
これはトヨタに限った話ではなく、企業は採用にあたって応募資格を募集要項に明記していることが多いです。
主要企業なら、大体書かれています。
「とりあえず大学は出ておけ」って言う大人がいますよね。
それは何故かと言うと、主要企業の募集要項を見てハッキリと分かるように、大卒にしか与えられないチャレンジ権があるからです。
もし、今皆さんが気になる企業や、その企業でやりたい仕事があるのだとしたら、その企業の採用ページから職種と募集要項を確認してみてください。
応募資格が無ければ、チャレンジすら出来ませんよ。
これ、進学した後に気づいても遅いんです。ですから、高校生のうちに知っておいてください。
三者面談